ミサワホームは11月13日、昨年10月からグループの国内拠点で太陽光発電設備の設置を進めてきたが、4拠点目となるミサワホーム沼田工場への設置が完了したと発表した。
<ミサワホーム沼田工場に設置した太陽光パネル>
<関東物流センターに設置した太陽光パネル>
関東物流センター、ミサワホーム静岡の新社屋、福岡工場の各施設屋根面を利用し太陽光発電設備の運転を開始しており、4拠点目となる沼田工場で運転を開始する。
4拠点の総設置容量は約3.6MW、年間発電量は約360万kWhで、全量売電することで、年間約1億4000万円の売電金額(税込42円/kWhで試算)を見込んでいる。
従来に比べて安価に電力を調達できることから、対象となる事業所の電力コストを約5%削減する。
電力小売事業は、取引先向けの供給体制を早期に整え、サプライチェーン全体の電力コスト削減にも取り組む計画。
2016年に予定している一般家庭向けの電力自由化に向けて特定規模電気事業者としてのノウハウを蓄積し、ミサワホームオーナーの電力コストを抑制できるスマートコミュニティのあり方についても検討していく。