日本貨物鉄道が5月14日に発表した4月の輸送動向によると、コンテナ貨物の輸送実績は184万3000トン(前年同月比3.8%増)、車扱は65万2000トン(7.7%減)ととなった。
消費税増税前の需要急増の反動があるものの、景気回復や円安により国内生産が堅調に推移し、月全体では前年を上回った。
コンテナ貨物は、自動車部品が消費税増税による販売の減と現地調達化により前年を下回ったものの、円安により国内供給が増加した紙・パルプ、積合せ貨物等が順調な発送により前年を上回った。
車扱貨物は、石油が消費税増税前の前倒し出荷が旺盛となった反動により減送となった。
運休は、3月31日に発生した低気圧の接近に伴う強風による運転規制の影響により、高速貨3本、専貨1本。