ネットショップに特化したテクノロジーサービス会社のアラタナは6月16日、セキュリティ、フルフィルメント事業を展開する2社を子会社化したと発表した。
子会社化したのは「ターミナル」と「ゲヒルン」の2社。いずれもネットショップに関連するサービスを提供している。
ターミナルは商品撮影や物流といったフルフィルメント業務や店舗オペレーションを主な業務とする。子会社化することで、システム構築から集客・物流までEコマース全体を網羅するサービス提供が可能となった。
また、「ゲヒルン」は大手ECシステムやデータセンター事業者、金融機関などに脆弱性診断とソリューションの提供を行っている会社。個人情報を扱うアラタナには欠かすことのできないセキュリティ技術を獲得したことになる。
アラタナは2社のグループ化により、戦略的なECテクノロジーサービスの提供が可能となったとしている。