キャセイパシフィック航空は8月13日、2014年上半期決算を発表し、貨物部門の収益は前年同期比3.4%増の116億6300万香港ドルだった。
キャセイパシフィック航空とドラゴン航空を合わせた貨物輸送能力は10.8%増で、貨物占有率も0.8 ポイント上昇し63.2%となったものの、貨物単価(貨物1トンを1 キロメートル輸送することで得る収入の平均)は6.9%減の2.17香港ドルへと下がった。
ボーイング777-300ER 型機による運航頻度が増えたことに伴って、旅客機の貨物搭載スペースによる輸送量が増加し、香港国際空港の新貨物ターミナルも順調に操業を続けており、キャセイパシフィック航空グループ以外の顧客エアラインへのサービスの提供も開始している。