フェデラルエクスプレス（フェデックス）は9月3日、8月28日に一日職業体験「ジョブシャドウ」を実施したと発表した。
＜ジョブシャドウを体験した京都市立洛陽工業高等学校の生徒とフェデックス従業員＞
関西国際空港のフェデックス北太平洋地区ハブに、京都市立洛陽工業高等学校の生徒16名を招き実施した。
フェデックスの通関業務、上屋（貨物の積み替え管理やチェック）業務、航空機などの機材メンテナンスを担当する従業員にシャドウ（影）として付いて行動し、フェデックス北太平洋地区ハブでのグローバルビジネス、従業員の役割、チームワークの大切さ、そして顧客への責務などを学んだ。
ジョブシャドウを行った生徒は「実際に自分がネットなどで海外から購入した商品の配送にいろいろな部署や人が関わっていることを目にすることができ、驚きました」と話す。
体験後の座談会では、従業員が学生時代から現職に至るまでの経験などを紹介し、生徒からの質問にこたえた。
ジョブシャドウは、生徒が「仕事に打ち込む人の姿」を身近で観察する機会を得て、そこから感じるものを発見し、やがて訪れる進路選択・将来設計・職業選択の参考にするためのジュニア・アチーブメントのプログラム。
フェデックスは、若者の社会的適応力を育成する経済教育団体ジュニア・アチーブメント日本と協力して、2007年より定期的にジョブシャドウを実施し、多くの高校生を受け入れている。
