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JR貨物/東京貨物ターミナル駅構内に2物流拠点、延床22.3万平方米建設

2014年09月11日/物流施設

JR貨物は9月10日、東京貨物ターミナル駅構内に大型物流施設2棟「エフ・プラザ東京M棟、N棟」を建設すると発表した。

<完成イメージ>
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<配置図>
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陸・海・空の「結節点」という立地を活かし、海上コンテナとトラックと鉄道との相互積み替え、保管、荷捌き機能の拡大を図る狙いで、マルチテナント型物流施設、2棟。

施設規模は、M棟が5階建て、延床面積6.1万㎡で2018年1月竣工の計画。N棟も5階建てだが、延床面積は、M棟の2.6倍となる16.2万㎡もの規模で、2020年6月竣工を予定している。両棟とも免震工法を採用する。

<広域地図>
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<計画地>
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立地は都道316号線(環状7号線に直結)と国道357号線(東京湾岸道路)の2方路に面し、首都高速湾岸線大井南IC、同横羽線平和島ICからそれぞれ2㎞、東京港国際コンテナターミナルから4㎞、羽田空港国際貨物地区からも8㎞と至近の位置。

東京貨物ターミナル駅構内にあることから、集荷配達トラック運賃が節減できるほか、新たな鉄道貨物輸送の利用量に応じて、賃借料を割引くインセンティブの設定が可能で、物流トータルコストの削減に繋がるとしている。

■施設概要
建物名称:エフ・プラザ東京 M棟
所在地:東京都品川区八潮3
竣工時期:2018年1月
敷地面積:約2万4000㎡
延床面積:約6万1000㎡
主体構造:PC造 / 免震構造
階層:地上5階(1階はトラック駐車場)
BCP対応:免震工法採用
仕様
プラットホーム:高床式 1.0m
梁下有効天井高:約5.5m
柱間隔:10.0m(D) × 11.5m(W)
床荷重:各階1.5t/㎡
バース数:1フロア 大型車20台
トラック待機場:未定
乗用車駐車場:未定

建物名称:エフ・プラザ東京 N棟
所在地:東京都品川区八潮3
竣工時期:2020年6月
敷地面積:約7万1000㎡
延床面積:約16万2000㎡
主体構造: PC造 / 免震構造
階層:地上5階
BCP対応: 免震工法採用
仕様
プラットホーム:高床式 1.0m
梁下有効天井高:約5.5m
柱間隔:10.5m(D) × 11.5m(W)
床荷重:各階1.5t/㎡
バース数: 1フロア大型車52台 (26台×2)
トラック待機場:未定
乗用車駐車場:未定

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