プロロジスは9月19日、プロロジス・ヨーロピアン・ロジスティクス・パートナーズ社(PELP)が、マドリードとバルセロナに、計約15万2000㎡以上の物流施設と開発用地からなるポートフォリオをSABA Parques Logisticsから取得したと発表した。
PELPは、プロロジスとノルウェー政府年金基金を運営するノルウェー中央銀行の投資運用部門が50%ずつ出資している合弁企業。
取得したポートフォリオは、バルセロナ市中心部とバルセロナ港に近い8万9201㎡の物流施設。
マドリード・バラハス国際空港の4㎞南、マドリード市中心部から10㎞東に立地する6万2828㎡の物流施設。
そして、プロロジスのマドリードマーケット内に7万8922㎡の施設建設が可能な14.9ヘクタールの開発用地が含まれている。
スペインでの物流インフラへの需要が伸びる中、新規の施設開発数は最低水準にあり、立地に優れた物件・用地取得は希少な機会。取得により、PELPのポートフォリオはヨーロッパにおける230の高品質な物流施設を含む、合計530万㎡規模に拡大した。