インフォアジャパンは10月15日、次世代アプリケーションのエンタープライズテクノロジープラットフォームであるInforXiを発表した。
現在のInfor 10xプラットフォーム上に構築されたInforXiは、クラウドアプリケーションに対するインフォアのビジョンを達成するための大きな一歩で、機械学習とビッグデータ分析を組み込んだレスポンシブデザインで、業界特有の要件を満たしている。
InforXiは、マルチテナント方式で、オープンソースに対応しており、企業のパフォーマンス向上と大幅な拡張、コスト削減を支援するとしている。
InforXiの3本柱は、Amazon Web Servicesのクラウドを使って、顧客がAmazonの持つ専門知識とスケールメリットのアドバンテージを活用し、さらにRed HatのEnterprise LinuxやJBoss Enterprise Middleware、EnterpriseDBのPostgres Plusデータベースといった先進的なオープンソースソリューションを利用できるように支援する。
標準的なアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を提供するようにアプリケーションを設計することで、レスポンシブデザインを実現し、ユーザーエクスペリエンスの優位性をさらに高めるだけでなく、特定のモバイル機器に最適化されたリアルタイムなデータ配信とアナリティクス機能を提供する。
また、アプリケーションにInfor Dynamic Science Labsを搭載することで、科学的な予測能力を使った意思決定を実現し、企業が最も頭を抱えるような疑問にも応えられるよう支援するとしている。
なお、InforXiは、HTML5を用いた使いやすいユーザーエクスペリエンス(SoHo)や、Infor ION統合フレームワークのワークフロー全体にあらかじめ組み込まれたソーシャルコラボレーションのためのプラットフォームInfor Ming.leや広汎性で意思決定支援型のアナリティクスを目玉として、2013年に発売されたインフォアのエンタープライズプラットフォームInfor 10x上で構築されている。