サトーは4月14日、ハンディターミナル、タブレット、ラベルプリンターなど、業務で使用する端末の機器状態や運用状況をリモートで一元管理できる「SATO Mobile management System(サトーモバイルマネジメントシステム)」の提供を開始した。
主な機能には、ダッシュボード機能(稼働台数やファイル配信の進捗を可視化)、リモート操作機能(各端末を遠隔で操作できるため不正利用の防止も可能)、各種端末対応(メーカーや機種を問わず一元管理が可能)等がある。
DXの加速により、バーコードやRFIDを読み取るハンディターミナルやタブレット、プリンターなど業務で使用するモバイル端末の種類と台数は年々増加しているが、端末の管理やメンテナンスにかかる手間が増大し、盗難・紛失や機密情報の流出といったリスクも高まっており、より効率的かつ安全な端末管理環境の整備が求められていた。
サトーでは、MDM(Mobile Device Management)システムを独自に開発し、ハンディターミナルやタブレットに加え、サトー製ラベルプリンターの管理にも対応しており、従来のMDMではカバーできなかった領域を補完する。
全国の拠点で500台や1000台以上の端末を導入・保有している顧客に、機器の状態や運用状況を可視化・分析することで、運用の見直しや改善につなげることが可能という。