経済産業省が10月31日に発表した9月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1593万kl、前年同月比9.5%減となり、7か月連続して前年を下回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(492万kl、前年同月比9.4%増)、アラブ首長国連邦(398万kl、10.4%減)、カタール(143万kl、23.9%減)、クウェート(132万kl、5.2%減)、イラン(116万kl、23.6%減)、となっている。
中東依存度は84.7%、前年同月に比べ1.5ポイント増と2か月ぶりに前年を上回った。
燃料油の在庫は1189万kl、前年同月比0.3%増と13か月連続して前年を上回った。
油種別にみると、ナフサ、ジェット燃料油、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を下回った。