Zepol(ゼポ)は1月12日付で、米国海上コンテナ輸入の12月実績をまとめた。
アジア主要10か国発TEU(B/L・Loading Port/母船積地ベース・実入り・FROB含)は、前年同期比7.2%増の118万TEUとなり過去最高となった。
米国向け世界合計(FROB含む)でも、12月はアジア発の増加に加えて、中米発(8.9%減)以外は、欧州発9.7%、カナダ発28.8%、南米発14.2%、と共に増加で、前年比は6.7%増、 1~12月累計でも2210万TEUと、累計でも6.4%増となった。
アジア発の6割を占める1位中国発は前年比3.3%増と10か月連続の増加、2位の韓国も13.4%の増加、台湾は16.4%増と7か月連続のプラスで3位、香港だけが5.2%減で6か月連続のマイナスで4位、5位シンガポール、8位タイ、9位マレーシア、10位インドがそれぞれ33.2%、37.9%、28.3%、32.3%の大幅二桁増加だったが、7位のベトナムは7.4%と一桁増だった。
6位の日本発の直航分は前年比4.7%増と11か月連続のプラスだった。1~12月累計でも、香港(1.6%減)、タイ(6.6%減)以外は、韓国(3.2%増)と日本(3.8%増)が3%台だったが、中国6.9%、台湾 11.7%、シンガポール17.4%、ベトナム8.5%、マレーシア29.6%、インド13.6%といずれも好調で、全体で6.8%増とした。
日本発の釜山など経由するTS分は、通期で8万623TEU、日本経由中国などからのTS分は3万6476TEUだった。
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南石正和
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