トランコムが1月26日に発表した2015年3月期第3四半期の業績は、売上高852億300万円（前年同期比 14.7％増）、営業利益41億200万円（7.2％増）、経常利益40億3400万円（7.8％増）、当期利益24億3400万円（13.9％増）となった。
セグメント別では、ロジスティクスマネジメント事業は、昨年4月に稼働した大型案件が大きく寄与したこと、既存拠点において物量が増加したことなどにより売上高310億9300万円（14.8％増）と大幅な増収となったが、大型案件の立ち上げ費用、一部の拠点において運賃単価上昇に伴う費用増により、営業利益20億3400万円（3.1％減）で減益だった。
物流情報サービス事業は、各情報センターで、専属車両を増加させるなど空車情報の確保に注力し、過去から蓄積してきたデータを瞬時に加工・分析できるツールを構築・運用スタートし、情報収集・営業対応力を強化したことなどにより、成約件数が増加し、売上高455億8300万円（16.2％増）、営業利益18億4600万円（18.2％増）と、大幅な増収増益となった。
通期は、売上高1110億円（11.5％増）、営業利益52億7000万円（5.4％増）、経常利益51億7000万円（6.7％増）、当期利益29億8000万円（6.7％増）を見込んでいる。
