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横浜市、ヤマト運輸/手ぶら観光で連携協定

2015年02月04日/SCM・経営

横浜市とヤマト運輸は2月4日、観光客の便利で快適な旅をサポートし、横浜市の観光振興を図るために「観光促進及びプロモーションに関する連携協定書」を締結したと発表した。

協定書では、横浜オリジナル包装資材「横浜ボックス」の制作を行い、QRコード付きオリジナル包装資材で横浜の魅力を全国に紹介するとしている。

「横浜ボックス」は、横浜の街並みをモチーフにしたオリジナルの包装資材。デザインや大きさの異なる、全部で5種類のボックスの取扱いを開始する。

<横浜ボックス イメージ図>
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それぞれのボックスには、QRコードが付いており、顧客は、横浜市の観光情報が詰まった「横浜市観光情報公式サイト」へ簡単にアクセスすることができる。これにより、宅急便を受け取る全国、全世界の人が、手軽に横浜の観光情報を検索することができる。QRコードを印刷した包装資材の制作は、物流事業者では国内初の取り組み。

販売開始時期は3月1日から。販売店舗は横浜市西区のヤマト運輸の営業所5店から販売を開始。順次、横浜市内で販売店舗を拡大する。

<台車 イメージ図>
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横浜オリジナル集荷日配達用合車の制作を行う。これは、ヤマト運輸の集荷・配達用台車にも、横浜の街並みのモチーフを取り入れるもの。そして、台車にも、「横浜市観光情報公式サイト」ヘリンクするQRコードが付いているので、道に迷った観光客からの問い合わせに対して、セールスドライバーは観光サイトを案内することができる。導入は3月からで、横浜駅、みなとみらい地区、新横浜駅周辺で、順次導入していく。

<手ぶら観光のイメージ>
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「手ぶら観光」サービスの拡充を図る。桜木町駅観光案内所では、手荷物の一時預かりや、みなとみらい近隣のホテルヘ当日配送する「手ぶら観光」のサービスを提供しており、顧客は荷物を持たずに手ぶらで、市中心部を起点とした周遊観光を楽しむことができる。

現在は、桜木町駅観光案内所のみでの受付だが、4月以降、手荷物の一時預かりとあわせて「手ぶら観光」の受付ができる拠点と、当日中に配送可能なホテルを増やし、顧客が手ぶらで観光するためのサービスを拡充する。

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