日本貨物鉄道が2月12日に発表した1月の輸送動向によると、コンテナ貨物の輸送実績は170万2000トン(前年同月比1.0%増)、車扱は83万9000トン(11.8%減)となった。
コンテナ貨物は、農産品・青果物で民間流通米や北海道産野菜が好調な出荷となったほか、食料工業品においても清涼飲料水・菓子の発送が良好であった。また、積み合せ貨物も前年を上回った。
国内新車販売台数で前年を下回る傾向にある自動車部品や、民生用電気機器の国内出荷金額が減少傾向にある家電・情報機器で前年を下回った。
結果、コンテナ貨物全体では前年比1.0%増となった。
車扱貨物は、石油が北海道での輸送終了により、また、セメント・石灰石は一部顧客工場での定期修繕に伴い前年を下回り、車扱貨物全体では前年比 88.2%となった。
コンテナ・車扱の合計では前年比 96.4%となった。