日本ガイシは3月11日、ポーランドの製造子会社NGKセラミックスポーランドの第二工場を新たに建設すると発表した。
第二工場は既存拠点の東方約50kmにあるテュチナバ工業団地(シロンスク県ドンブロヴァ・グルニチャ市)に建設する。
投資額は約170億円で、SiC製DPFの生産能力を既存拠点と合わせて現在に比べ約30%増強する。
8月に着工し、2017年1月から生産を開始する予定。
ディーゼル車排ガス浄化用セラミックスの需要拡大に対応するためで、2017年1月に生産を開始し、炭化ケイ素(SiC)製ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)の生産能力を約30%増強する計画だ。
■NGKセラミックスポーランド第二工場の概要
名称:NGK CERAMICS POLSKA SP.Z O.O. 第二工場
所在地:ポーランド共和国シロンスク県ドンブロヴァ・グルニチャ市テュチナバ工業団地
生産品目:炭化ケイ素製ディーゼル・パティキュレート・フィルター
敷地面積:約14万7000㎡
建屋面積:約3万6000㎡
投資額:約170億円
着工:2015年8月
生産開始:2017年1月(予定)
郵船ロジ/ポーランドに4.4万m2の大型ロジスティクスセンターを新設