横浜市港湾局は4月1日、国内唯一の大水深・高規格コンテナターミナル「南本牧ふ頭MC-3コンテナターミナル」を第一船入港に合わせ供用を開始した。
<4月1日の南本牧ふ頭MC-3コンテナターミナル第一船入港セレモニー>
MC-3コンテナターミナルは、世界最大級のコンテナ船にも対応できる、総面積は約22.5ha、国際コンテナ戦略港湾の中核的な施設。
三菱倉庫が借受者となって供用する。
岸壁は耐震強化し、水深18mで、コンテナターミナルとして国内最大、構造上20mまで対応可能としている。
コンテナクレーンは、4基で、24列対応、9段クリア、免震構造で、世界最大級という。
MC-1、2コンテナターミナルと一体的に運営することで効率化を図っている。
なお、4月1日に第一船入港セレモニーを行った後、4月16日には完成・供用式典と開業披露式典を行う。
■借受者:三菱倉庫
4月1日入港船:ENSENADAEXPRESS(Hapag-Lloyd)
諸元:全長279m幅40m総トン数66,332GT最大積載コンテナ数5896TEU
航路:AME(中米航路)