秋田県湯沢市とヤマト運輸、ヤマトマルチメンテナンスソリューションズ(YMM)は4月30日、全国初となる「高齢者の見守り支援」と「高齢者世帯向けリコール製品回収の取り組み」に関する連携協定を締結したと発表した。
配達時の見守りサービスでは、配達先の高齢者が長期間不在にしている場合や体調不良があった場合に自治体に報告する。
リコール製品の回収では、リコール製品の情報を、自治体の配布物として高齢者の自宅に宅急便で届ける。もし、リコール製品が見つかった場合には、迅速に商品の回収を行う。
導入メリットとして、高齢者は、リコール製品の情報を、対面で受け取ることができる。自宅から対象製品が見つかった場合、記載のコールセンターに電話するだけで、迅速に回収され、安心・安全な生活が実現することになる。
リコール実施企業は、インターネット・TVなどでは情報が届きにくい高齢者にリコール製品の情報を対面で渡すことで、回収を促進できる。
自治体は、高齢者の長期不在や体調不良などの情報を素早く手に入れることが可能となり、市の職員や民生児童委員などが直接訪問することで、高齢者の異変に速やかに対応できる。
湯沢市とヤマトグループでは、この協定の締結を皮切りに、高齢者を対象にした、「見守り支援」と「リコール製品回収支援」を継続的に実施することで、一つでも多くのリコール製品を発見し、安心・安全な生活の実現に寄与していくとしている。
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