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日通/3月期の売上高9.8%増、来期は2兆円を見込む

2015年05月08日/決算

日本通運が5月8日に発表した2015年3月期決算によると、売上高1兆9249億2900万円(前年同期比9.8%増)、営業利益508億1100万円(24.3%増)、経常利益595億6300万円(18.8%増)、当期利益263億8200万円(0.1%増)となった。

複合事業(運送、国内会社)は、自動車運送や倉庫の取扱いが増加したこと等により、売上高は7423億円(2.9%増)となり、営業利益は182億円(20.0%増)だった。

警備輸送(運送、国内会社)は、輸送業務の取扱いが堅調に推移したこと等により、売上高は554億円(1.4%増)となったが、営業利益は8億円(26.4%減)となった。

重量品建設(運送、国内会社)は、国内ではプラントのメンテナンス工事等が増加し、海外では各種プロジェクト案件が増加した
こと等により、売上高は468億円(27.9%増)となり、営業利益は(12.7%増)だった。

航空(運送、国内会社)は、輸入貨物及び国内貨物の取扱いが堅調に推移したことに加え、米国西海岸の港湾混雑の影響により輸出貨物の輸送需要が増加したこと等により、売上高は2107億円(16.0%増)となり、営業利益は101億円(81.3%増)となった。

海運(運送、国内会社)は、輸入貨物及び国内貨物の取扱いが減少したこと等により、売上高は1188億円(9.8%減)となり、営業利益は49億円(4.0%減)だった。

米州(運送、海外会社)は、航空輸出貨物及び倉庫配送が堅調に推移したこと等により、売上高は791億円(14.6%増)となり、営業利益は34億円(19.7%増)となった。

欧州(運送、海外会社)は、航空輸出貨物が堅調に推移したこと等により、売上高は836億円(14.9%増)となり、営業利益は23億円(232.5%増)だった。

東アジア(運送、海外会社)は、倉庫の取扱いが堅調に推移したこと等により、売上高は1013億円(9.9%増)となり、営業利益は19億円(54.5%増)だった。

南アジア・オセアニア(運送、海外会社)は、航空輸出貨物及び倉庫の取扱いが堅調に推移したこと等により、売上高は646億円(25.8%増)となったが、営業利益は9億円(35.1%減)となった。
販売では、輸出梱包の取扱いが堅調に推移したこと等により、売上高は4201億円(1.8%増)となり、営業利益は64億円(32.3%増)だった。

その他では、日通・パナソニック ロジスティクス社、日通NECロジスティクス社の株式取得等により、売上高は1436億円(133.7%増)となり、営業利益は26億円(30.9%増)となった。

来期は、売上高2兆円(3.9%増)、営業利益540億円(6.3%増)、経常利益630億円(5.8%増)、当期利益340億円(28.9%増)を見込んでいる。

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