ヤマト運輸は6月1日、クール宅急便のサービス品質の維持と向上を目的に「総量管理システム」を構築し、「お届日指定サービス」を個人・法人のすべての顧客向けに6月15日から開始すると発表した。
このシステムは、需要期（7月・12月）において、ヤマト運輸独自のビックデータ活用で、クール設備（車両・機材・資材）の強化によるキャパシティの拡大を行うとともに、全国の各拠点でのクール宅急便の日別到着量の事前予測に基づき、集配体制を整え、車両やクール機材を最適に配備するためのシステム。
システムの運用に万全を期すため、需要期（7月・12月）にクール宅急便の大量出荷の予定がある、ヤマト運輸と契約がない新規の法人の顧客は、契約とあわせ、出荷予定個数などを事前に申し出をお願いしている。
