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米国/5月度のアジア主要10か国発のTEU実績2.4%増

2015年06月16日/調査・統計

Zepol(ゼポ)は6月8日付で、米国海上コンテナ輸入の5月実績をまとめた。

アジア主要10か国発TEU(B/L・Loading Port/母船積地ベース・実入り・FROB含)は、前年同期比2.4%増の122万TEUとなった。

米国向け世界合計 (FROB含)は、中米発(シエア10%)とカナダ発(シエア3%)がそれぞれ5.2%、11.2%の減少だったが、南米発(シエア3%)の2.5%増に加えて、欧州発(シェア16%)が20%増だったため、アジア発2.4%増と合わせて3.3%増の187万TEUとなった。

アジア発の約6割を占める 中国発は4月が4.6%減だったが、5月は1.7%増と小幅増だった。2位の韓国は荷受け地ベースでは1.6%減だったが、中国、日本などのTS分で7.8%増だった。

3位の台湾は4か月連続プラスで7%増だった。4位の10か月連続プラスのシンガポールはインドネシア発TS分の増加で35.5%増だった。5位の香港は4月11.0%減に続き21.7%の減少だった。

7位のベトナムは自国発直航分が好調で41.5%の大幅増。8位のインドは10.4%増で連続22か月のプラスを更新した。9位のタイは4か月連続プラスで25.8%増だった。10位のマレーシアは、21.3%減で3か月連続のマイナスだった。

6位の日本発は4月2.1%減の後、直航分は13.2%減だったが3月以降拡大傾向の釜山TS分は38.0%増だった。

日本発直航分の米国港別の動きでは、ロングビーチ港が減少したままでロスアンゼルス港が42.5%増、サバンナ港も42.5%増だった。

問い合わせ
ZepolJapan
南石正和
mnasneki@zepol.jp

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