大塚倉庫は7月6日、医療用医薬品メーカーの陽進堂と物流における業務提携したと発表した。
大塚グループの医薬品と一部競合する陽進堂とが企業枠を取り払い、グループの共通プラットフォームを活用した共同物流の仕組みを共に協力し設計することで、医薬品の安定供給体制の構築と、医薬品流通全体の効率化をもたらすことができる先駆的な事例としている。
共同物流により、大塚倉庫の国内医薬品物量シェアは、全体のおよそ4分の1（約26％）を超える見込みとなり、安定供給に貢献できる医薬品大型物流網が誕生する。
大塚倉庫は、大塚グループの企業理念に基づき、人々のより豊かで健康な暮らしに貢献する医薬品のメーカー物流会社として、今後も引き続き共通プラットフォーム化を提唱し、更にメーカーの物流共同化を進め、物流の効率化のみならず、社会に貢献できるプラットフォームを進めていくとしている。
■会社概要
陽進堂
設立：1962年5月9日
資本金：3億円
本社所在地：富山県富山市婦中町萩島3697-8
従業員数：651名（2015年5月末日現在）
事業内容：医薬品の製造及び販売
