日本トランスシティが8月7日に発表した2016年3月期第1四半期業績によると、売上高229億3700万円(前年同期比1.6%増)、営業利益10億7900万円(24.0%増)、経常利益12億2700万円(21.4%増)、当期利益7億4200万円(18.1%増)となった。
総合物流事業の倉庫業は、倉庫保管残高と物流加工業務の取扱量が前年同期に比べ減少したが、入出庫にかかる取扱量は増加した。
港湾運送業では、四日市港での海上コンテナの取扱量は前年同期に比べ減少し、輸入原料の取扱量も減少するなど全般的に低調に推移した。
陸上運送業では、主力のトラック輸送の取扱量は前年同期に比べ減少したが、バルクコンテナ輸送の取扱量は微増となった。
国際複合輸送業では、航空輸送の取扱量は前年同期に比べ減少し、海上輸送の取扱量は輸入は減少したものの、輸出は増加した。
総合物流事業全体の売上高は、226億5900万円(1.6%増)となった。
通期は、売上高940億円(1.6%増)、営業利益36億円(15.9%増)、経常利益43億円(6.1%増)、当期利益30億円(7.5%増)の見通し。