マルハニチロ物流は8月12日、鹿児島県出水市に物流センター新設すると発表した。
新鮮な食材を活かしたまま保存可能な冷凍した農畜産品のニーズ増加と地元企業から凍結機能を有する倉庫施設を整備して欲しいとの強い要望もあり、決定した。
規模は敷地2.5万m2、設備能力1万トンで、20億円を投じ、11月着工、来年9月の操業を計画している。
新規雇用は11人の予定で、甘藷・筍・馬鈴薯等の農産加工品、ブロイラー・豚等の畜産加工品等の凍結製造と冷蔵保管を行う。
センターの運営は同社が、荷役業務を子会社のマルハ物流サービス九州が担当する。
11日に鹿児島県出水市と同社、マルハ物流サービス九州とが立地協定を締結した。進出先はパイオニア・NEC工場跡地の一画。
同社は、鹿児島県に野田事業所(出水市野田町)、谷山物流センター(鹿児島市)、枕崎事業所(枕崎市)の3拠点を設けており、県内の農産物や畜産物、水産品の凍結と保管事業を行っている。
■鹿児島県出水市物流センター新設計画
事業所名:マルハニチロ物流出水物流センター(仮称)
所在地:鹿児島県出水市大野原町2080-2
敷地面積:24,535m2
建物面積:9,326.81m2
三井不動産、日鉄興和不動産/25.6万m2の物流施設にかける思い