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日清製粉/60億円投じ、知多工場最新鋭ライン完成

2015年10月01日/生産

日清製粉は10月1日、2013年10月から知多工場の新ライン建設を進めてきたが、完成し本格稼働を開始したと発表した。

<知多工場>
20151001nisshins - 日清製粉/60億円投じ、知多工場最新鋭ライン完成

新ラインの稼働に伴い、内陸部に位置する名古屋工場の一部ラインの操業を停止し、生産集約による生産性向上を実現した。

知多工場は、名古屋港の北浜ふ頭に位置し、大型船が接岸できる専用岸壁と原料サイロを保有し、製粉工場と直結したコンベアにより原料受入を効率化するとともに、高速道路が放射状に広がる交通の利便性を活かし、迅速な製品出荷を実現する。

新ラインには高効率モーターを導入、機械設備をコンパクトに配置し、小麦粉の搬送距離を短縮するなど省エネルギー化を実現し、二酸化炭素排出量の削減にも貢献している。

■知多工場新ライン増設の概要
総工費:約60億円
設備増能力:1日当たり小麦挽砕能力 320トン
(増設後の1日当たりの小麦挽砕能力 980トン)
小麦粉サイロ収容力 約2400トン
(小麦粉サイロ増設後の総収容力 8600トン)
立体自動倉庫収容力 約2500トン
(立体自動倉庫増設後の総収容力 6900トン)

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