UPSは10月13日、指定時間までの配達を保証する迅速な国際小口貨物輸送サービス「UPSワールドワイド・エクスプレス」の対象地域として、世界で4万1000件を超える郵便番号を新たに追加すると発表した。
アジア太平洋地域では、日本、中国、韓国、香港、台湾、インドネシア、マレーシア、タイ、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランドの11の国や地域で、2万3000件を超える郵便番号が追加となる。
追加地域では10月19日から「UPSワールドワイド・エクスプレス」サービスが利用できる。
従来は終業時間までの保証にとどまっていた配達オプションを、より早い時間帯で指定できるようになる。
今回の対象エリア拡大は、このサービスにとって過去最大規模という。
UPSは現在、国際小口貨物輸送において、業界最大の取扱量を誇り、業界最多の配達保証オプションを提供している。サービス拡大は、UPSの市場での能力をさらに強化するものとなる。
なお、「UPSワールドワイド・エクスプレス」は、UPSが提供する小口貨物エクスプレスサービスのポートフォリオの一部。UPSのエクスプレスサービスでは、3種のギャランティつき配達時間指定オプションを提供していくとしている。