三菱電機は11月1日、中国の昇降機製造拠点である三菱電機上海機電電梯(MESE社)内の第4工場が稼働する。
MESE社のエレベーターの年間生産能力2万台体制(現在1万台)の構築を進めるとともに、中国向けエレベーターの開発力をさらに強化し、世界最大の昇降機市場である中国の現地ニーズにいち早く対応する。
新工場に、順次、製造・開発・設計・評価試験エリアを拡充するとともに、最新の自動化設備を導入し、年間2万台生産に向けた体制を構築する。
■新工場(第4工場)の概要
構造:工場部:鉄骨造1階建
事務所・試験エリア:鉄骨造3階建
建築面積:約2万5500m2
投資額:約9000万元(約14億円) (建屋以外の付帯工事や設備の導入費用含む)
用途:エレベーター機器(機械部品等)の製造、開発・設計・評価試験