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丸運/トワード物流との合弁事業撤退

2015年10月28日/SCM・経営

丸運は10月28日、トワード物流との合弁事業の撤退すると発表した。

丸運とトワード物流は2011年6月にトワードとの合弁で丸運トワード物流(丸運トワード)を設立し、合弁事業を行ってきた。

しかし、労務費や傭車代の上昇等により事業を取り巻く環境が悪化し、業績が低迷し、当初の事業計画の達成が困難となったため、丸運は、業績回復に向けた対応策を講ずべく、トワードと協議を重ねたが、合弁事業の今後の運営の方向性についてトワードとの合意形成ができなかった。

丸運が合弁事業から撤退することを前提に、トワード物流との間で交渉に入っていたが、撤退の諸条件について合意したことから、合弁事業解消に関する契約を締結し、株式を譲渡することとしたもの。

それに伴い2016年3月期第2四半期、子会社における固定資産の減損損失と関係会社に対する貸倒引当金繰入額による特別損失を計上するとともに、5月に公表した2016年3月期第2四半期の実績値と予想値の差異と通期業績予想を修正する。

■異動する子会社の概要
商号:丸運トワード物流
所在地:神奈川県愛甲郡愛川町中津
設立年月日:2011年6月2日
主な事業内容:首都圏における、低温倉庫での食品等の受発注管理・保管・仕分け、多温度帯一括配送業務等
資本金:3億7500万円
発行済み株式数:1万株
株主:丸運60.0%、トワード物流40.0%

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