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丸全昭和運輸/4~9月の売上高8.0%増、営業利益11.3%増

2015年11月09日/決算

丸全昭和運輸が11月9日に発表した2016年3月期第2四半期決算によると、売上高497億2100万円(前年同期比8.0%増)、営業利益25億8300万円(11.3%増)、経常利益29億1900万円(10.8%増)、当期利益19億3300万円(9.0%増)となった。

貨物自動車運送事業は、関東地区では建設機械の取扱いが減少したが、日用雑貨や精密機器さらに産業用ガスや住宅建材の取扱いが増加した。

中部地区ではステンレスの取扱いが減少したが、関西地区では住宅設備や精密機器、断熱材や日用雑貨の取扱いが増加した。連結子会社の増加により、モーター関連部品の取扱いが大幅に増加し、全体として増収となった。

港湾運送事業は、関東地区では建設機械や自動車部品の輸出取扱いが減少し、東南アジア向けの移設案件の終了があった。中部地区でもステンレスの減産に伴う沿岸荷役作業の減少があり、全体として減収となった。

倉庫業は、非鉄金属や遊戯用備品の取扱いが減少したが、関東地区で食品の保管や日用雑貨の取扱い増加、連結子会社の増加により、モーター関連部品の取扱いが増加し、全体として若干の増収となった。

鉄道利用運送事業は、関東地区での工業用ガスのスポット案件やペットフードなどのJRコンテナの取扱いが増加し、全体として増収となった。

その結果、物流事業の売上高は411億9500万円(9.5%増)、営業利益は18億5500万円(17.8%増)となった。

通期は、売上高1030億円(8.8%増)、営業利益51億円(6.9%増)、経常利益56億円(3.9%増)、当期利益38億円(3.8%増)を見込んでいる。

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