ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は12月11日、ジェネック、アジアパシフィックマリンと鉄道建設・運輸施設整備支援機構向けに総トン数5700トン型セメント運搬船「絆永丸」を12月8日に竣工したと発表した。
二重反転プロペラシステム(CRP)、J省エネ船型のバルブレス船首船型に加え、推進抵抗を減らす効果がある省エネ付加物としてL.V.Fin(Low Viscous resistance Fin)が採用された。
11月に実施した海上試運転では、従来の同規模の船に対してトン・マイル輸送効率の面で、省エネ効果も確認されている。
今後も環境に対応した内航CRP船の開発を通じ、地球環境の負荷低減に貢献していくとしている。