日本郵船は1月18日、建造を進めていた石炭運搬船の「新石洋」が長崎県の大島造船所で竣工したと発表した。
新石洋は初代「石洋」の後継船となる運航船で、竣工後は中国電力が運営する火力発電所向けに、主に豪州やインドネシアからの石炭輸送に従事する。
幅広・浅喫水を採用し、通常のパナマックス型船と比べて載貨重量トン数を増加させ、輸送効率を向上させている。
■概要
全長:235.00m
全幅:43.00m
夏期満載喫水:13.073m
総トン数:5万794トン
載貨重量トン数:9万781トン
造船所:大島造船所
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