経済産業省が1月29日に発表した12月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1729万kl、前年同月比1.3%減となり、前年を下回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(573万kl、前年同月比5.1%増)、アラブ首長国連邦(387万kl、2.9%減)、クウェート(158万kl、2.5%減)、カタール(145万kl、4.5%減)、ロシア(139万kl、27.0%減)、となっている。
中東依存度は79.8%、前年同月に比べ2.5ポイント増と2か月ぶりに前年を上回った。
燃料油の在庫は1050万kl、前年同月比2.9%減と5か月連続して前年を下回った。
油種別にみると、ガソリン、ジェット燃料油、A重油は前年同月を上回ったが、ナフサ、灯油、軽油及びB・C重油は前年同月を下回った。