近鉄エクスプレスが5月11日に発表した2016年3月期決算の業績によると、売上高4202億5200万円(前年同期比28.4%増)、営業利益153億5600万円(7.3%減)、経常利益179億700万円(2.8%減)、当期利益97億7300万円(6.8%減)となった。
グループ全体の取扱物量は、航空貨物輸送は輸出重量で前期比4.4%減、輸入件数で同2.0%減となり、海上貨物輸送は輸出容積で16.9%増、輸入件数で1.0%増となった。
また、ロジスティクスは、近年注力してきたアジアでの取扱いが増加し、全体として順調に推移した。
セグメント別では日本全体の売上高は1094億2700万円(11.0%減)、営業利益は41億2700万円(35.1%減)となった。
米州全体の売上高は519億1400万円(20.7%増)、営業利益は37億7800万円(31.0%増)となった。
東南アジア全体の売上高は467億9700万円(12.9%増)、営業利益は前期からの改善諸施策の成果もあり19億2800万円(64.1%増)となった。
来期は、売上高5340億円(27.1%増)、営業利益164億円(6.8%増)、経常利益170億円(5.1%減)、当期利益98億円(0.3%増)の見通し。
サカイ引越センター 決算/4~6月の売上高3.6%増、営業利益7.7%減