中央倉庫が8月8日に発表した2025年3月期第1四半期決算によると、売上高69億3800万円(前年同期比2.1%増)、営業利益6億5800万円(7.8%増)、経常利益7億7000万円(1.9%減)、親会社に帰属する当期純利益5億800万円(3.6%減)となった。
このうち国内物流事業の売上高は56億5100万円(3.8%増)、営業利益は7億2500万円(15.5%増)。
倉庫業では自社倉庫と再寄託先も含めた貨物保管残高、入庫高が前年同期と比べ増加したが、出庫高は減少し、貨物回転率も減少。運送業では、保管貨物の出庫高の減少を保管外貨物輸送量の増加で補い、国内貨物輸送取扱量は増加した。
一方、国際貨物事業は、売上高12億4500万円(4.9%減)、営業利益1億1400万円(17.6%減)だった。
通関業の取扱数量では、輸入は前年同期と比べ微増だったものの輸出は大きく減少。梱包業も、輸出取扱量の減少を受け取扱量が減少した。
通期は、営業収益275億円(3.7%増)、営業利益20億5000万円(6.0%増)、経常利益23億5000万円(5.4%増)、親会社に帰属する当期純利益17億円(0.1%増)を見込んでいる。