ナビタイムジャパンは7月21日、法人向けの運行管理サービス「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」で提供中の「車両アイコン」をリニューアルした。
車両アイコンは、管理者がパソコンの管理者画面(ブラウザ)で、複数の作業者の現在地や進行方向などを確認できる機能。
新たに追加する車両のスピード情報と、業務の進捗状況、遅延状況をリアルタイムにひと目で把握できるデザインに変更した。
これまで管理者は、作業者の状況を、作業状況一覧や地図の複数画面を見て確認する必要があったが、一つの画面内のアイコンで、作業者のさまざまな情報を確認できるようになるため、より直感的に全体の状況把握が可能になった。
例えば、車両のスピードが遅く業務進捗の遅い作業者がいる場合には、荷主に事前連絡を行ったり、遅延を考慮してほかの作業者に緊急の業務の割り振りをする、といった先回りした判断に役立てられる。
作業者にとっても、管理者に状況をキャッチしてもらいやすくなるため、より安心して業務を行えるようになる。
また、既提供中の渋滞情報や天候情報も同じ画面上で確認でき、複数画面を開いて確認する手間が省けるので、管理者の作業コストの削減も期待できる。
今後も、業務の効率化をより一層支援できるような機能拡充に努め、安定した物流に貢献するとしている。
なお、「ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション」は複数の社用車を保有している法人企業向けに、スマートフォンを活用した動態管理、カーナビゲーション機能を提供するクラウド型運行管理サービス。
パソコンとスマートフォン端末があれば、複雑なシステムを導入することなく、すぐに利用を開始できるのが特長。
社用車の配車計画の作成、作業者の現在位置確認、作業ステータスの確認や登録、本格的なカーナビゲーション、メッセージの送受信などが行える。
ナビタイムジャパン/トラックカーナビで「気象防災ルート検索」提供