ユーピーアール(UPR)は10月12日、IoT向けデータ通信サービスを提供するソラコムのソリューションパートナーに認定されたことに伴い、IoT関連事業を強化すると発表した。
ソラコムとのパートナーシップにより、クラウドテクノロジーと親和性の高いソラコムのモバイルデータ通信プラットフォームをUPR Scalenicsと統合する事が可能となり、顧客はSORACOMとUPR Scalenicsの提供するオープンAPIを利用して、回線開通・速度制御・デバイス管理・蓄積データのアプリケーション連携といった IoT システムに必要な要素をプログラマブルにコントロールする事が可能。
連携により顧客にオープン・経済合理性の高いハードウェア・回線・アプリケーションの選択肢を提供し、より多様化する顧客ニーズに対応する事ができるとしている。
ユーピーアールは、「Logistics4.0」を支える商材の一つにクラウド型パレット管理システム「スマートパレット」をサービス展開している。
スマートパレットは自社サービスであるオープンIoTプラットフォーム「UPR Scalenics(以下、Scalenics)」を利用して、パレットに搭載されたタグ情報の効率的な管理を実現している。
Scalenics は既に工作機械の遠隔監視IoTサービスで採用されるなど、物流業界以外の幅広い業種にも対応した汎用性とクラウドによる高い拡張性を持っているIoTプラットフォームとなっている。