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近鉄エクスプレス/4~9月の売上高38.1%増、営業利益35%減

2016年11月08日/決算

近鉄エクスプレスは11月8日、2017年3月期第2四半期の決算を発表した。

売上高2273億6200万円(前年同期比38.1%増)、営業利益42億8700万円(35.0%減)、経常利益は46億9100万円(33.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益11億7700万円(71.6%減)となった。

セグメント別では、日本の航空輸出貨物は、半導体製造装置等の荷動きが活発に推移し、取扱重量は前年同期比10.2%増、航空輸入貨物は、エレクトロニクス関連品を中心に勢いが見られず、取扱件数は前年同期比2.1%減となった。

海上貨物は、輸出では設備・機械や建材等の出荷が増加し、取扱容積で8.9%増、輸入では自動車関連品やパソコン周辺機器等が堅調に推移し、取扱件数で2.6%増。

日本全体の売上高は527億7800万円(3.8%減)、営業利益14億200万円(6.5%減)。

米州全体は、売上高203億6900万円(24.7%減)、営業利益9億1300万円(53.0%減)。

欧州・中近東・アフリカ全体は、売上高140億2200万円(21.1%減)、営業利益は3億3700万円(2.0%増)。

東アジア・オセアニア全体は、売上高363億5400万円(20.4%減)、営業利益25億7500万円(0.7%増)。

東南アジア全体は、売上高214億3700万円(10.4%減)、営業原価の低減により営業利益は12億5400万円(65.8%増)だった。

APLLは、自動車関連の物流サービスは概ね堅調に推移したが、海上貨物輸送は全体として低調に推移し、APLL全体の売上高865億4500万円、営業損益は旧親会社からの分離に伴う経営基盤強化の費用の増加やのれん等の償却により、24億1600万円の営業損失となった。 なお、APLLは2015年5月にグループに加わった。

通期は、売上高4810億円(14.5%増)、営業利益125億円(18.6%減)、経常利益130億円(27.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は70億円(28.4%減)を見込んでいる。

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