いすゞ自動車は11月14日、中型トラック「フォワード」の一部車型を改良し、発売した。
中型トラック完成車「Fカーゴ ウイング」(GVW8t未満)に、従来はオプションとして設定していた「先進視覚サポート技術(VAT)」、「電子式車両姿勢制御システム(IESC)」をクラス初の標準装備とした。
国土交通省によると、運送事業において発生する自動車事故のうち重傷・死亡に繋がる重大事故の件数は、GVW20t超の大型車が最多で、次いで多いのがGVW8tクラスとなっている。
幹線輸送に幅広く使用されている「Fカーゴ ウイング」(GVW8t未満)に、これらの安全装置をいち早く標準化する必要があると判断したもの。
目標販売台数(国内)は、4,000台/年。価格はTKG‐FRR90S2で税込みで1148万4720円。