川崎汽船は11月14日、南アフリカ共和国現地法人KLSSAは、海上輸送用コンテナを作業所に改造して同国ウェスタンケープ州の福祉団体BeadkidZに寄贈したと発表した。
コンテナには、KLSSAスタッフの手によって、ドアや窓、エアコンが取り付けられると共に、外装もペイントされ、ビーズワークの作業場所として使用される。
KLSSAへのサービスを提供するAPM TERMINALS SOUTHERN AFRICAからは中古コンテナの提供、同じくSATL FREIGHT (PTY) LTDからは現地へのコンテナの無償輸送という形で、それぞれ協力してもらった。
BeadkidZは、仕事の無い若者に対して、ビーズワークの仕事場を提供し、その販売を通じて収入を得るための協力をしている団体。ビーズワークとは、ビーズを組み上げて装飾する同国の伝統工芸。
なお、川崎汽船およびKLSSAは、同国の子供たちの教育支援を目的とした移動図書館プロジェクトに賛同し、2011年から英語図書の無償海上輸送に継続的に協力している。今後も同国においてはもちろん、グローバルネットワークを活かし、世界中で社会貢献に取り組んでいくとしている。
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