丸運は12月20日、2017年のダカールラリー(二輪部門)に親子で挑戦する「チーム風間との間で、スポンサー契約を締結したと発表した。
チーム風間の風間深志代表は、日本人初のパリ・ダカールラリー出場ライダー(1982年完走)である一方、2004年2回目の参戦時にトラックの暴走に巻き込まれ、左足膝に機能障害が残る重傷を負ったが、その後もハンディキャップ・ライダーとしての活動を続けてきた。
今回の参戦は、不慮の事故に遭遇し、その後のライダー人生に大きな影響を余儀なくされた父親の無念を晴らすべく、そして自身も出場を夢見ていた三男の晋之介氏が、奇しくも父の初出場と同じ32歳という年齢で、風間家にとって宿命の「ダカールラリーの完走」に挑むもの。
丸運は、重篤な交通事故の被害体験を乗り越えて、親子二代で世界最高峰のラリーに挑む不撓不屈のスピリッツに共感し、今回のスポンサー契約の締結した。
契約の対象は、2017年1月2日から14日までの期間中に南米で開催される「ダカールラリー(二輪部門)」に参戦する「チーム風間(チーム監督 風間深志、ライダー 風間晋之介)」の活動。そして、丸運ロゴの表示(5か所)とする。
なお、ダカールラリー(2008年まではパリ・ダカールラリー、通称「パリダカ」)は、世界50か国以上、350台以上の二輪・四輪・トラック(カミオン)が出場する世界で最も過酷なレースといわれているモータースポーツ。
2017年の大会は現地時間の1月2日にパラグアイの首都アスンシオンをスタートし、途中ボリビアの首都ラゴスを経て14日にアルゼンチンンの首都ブエノスアイレスにゴールするまでの全長8,818 ㎞を12日間で走破する。
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