コープデリ生活協同組合連合会と会員6生協は、宅配サービス「コープデリ宅配」における働きやすい職場環境づくりの実現を進めているが、今夏も猛暑が予想される中、職員を疲労・熱中症から守るため、8月11日～8月15日の5日間、会員生協のコープデリ宅配の配達を一斉に休業すると発表した。
夏季一斉配達休業はコープデリ宅配として初めての施策で、全会員生協統一で行う。週1回配達の「ウイークリーコープ」のほか、夕食弁当などを配達する「デイリーコープ」（コープデリにいがたは「夕食宅配」）も休業する。店舗事業やその他の事業は営業する。
近年は夏の猛暑が深刻で、暑さ対策を進めているものの、今後も猛暑日が増加することが想定される。また宅配では配達担当が交代で夏季休暇を取得しているが、人手不足のため配達体制を整えることが大きな課題だった。こうしたことから、猛暑による疲労・熱中症から職員を守り、職員の働きやすい職場環境づくりを実現するため、一斉に休業期間を設けることにしたもの。
夏季一斉配達休業前には、ストック品や冷凍弁当、冷凍ミールキットなどの商品企画を充実させ、事前に利用できるように案内を進める。また、特に高齢者や買い物に出かけることが困難な人にとっては、宅配サービスが食のライフラインであるため、休業期間の食生活に困らないよう、事前の案内を分かりやすく丁寧に行っていくとしている。
■コープデリ宅配 夏季一斉配達休業 概要＞
実施期間：8月11日（月・祝）～8月15日
実施生協：コープみらい、いばらきコープ、とちぎコープ、コープぐんま、コープながの、コープデリにいがた
