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CRE/ケネディクスと資本業務提携

2017年02月06日/物流施設

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シーアールイー(CRE)は2月6日、ケネディクスとの間で資本業務提携並びに同社に対する第三者割当による新株式発行を行うと発表した。

業務提携は、不動産ファンド事業における協業、CREロジスティクスファンド投資法人が発行する投資口の東証投資信託証券市場への早期上場とケネディクスの運営ノウハウを活用した本投資法人の持続的な成長、ケネディクスと共同開発を行うことによりCREの物流投資事業における物流施設の開発件数や規模の拡大が現時点までに合意している。

なお、資本業務提携を機に、CREとCRE100%子会社であるストラテジック・パートナーズ(CRE ロジスティクスファンド投資法人の運用会社)は、ケネディクスから非常勤取締役をそれぞれ1名ずつ受け入れる。

CREは、第三者割当増資により、ケネディクスに60万株(本第三者割当増資後の所有議決権割合5.21%、発行済株式総数に対する所有割合5.21%。なお、2016年7月31日現在の株主名簿を基準とし、2016年11月1日付で普通株式1株につき 2株の割合で実施した株主分割を考慮した割合)を割り当てる。

CREグループは国内でも数少ない物流施設分野に強みを持つ企業として成長してきたが、今後も永続的に発展していける企業となるためには、業容拡大に併せた経営体制の強化や財務基盤の充実が不可欠である、としている。

一方、ケネディクスの中期経営計画(2015~2017 年)では、共同投資を中心とする不動産投資事業の推進が重点施策とされている。

これまでCREとケネディクスとの間で互いの経営資源、ノウハウを活用した業務提携の可能性について協議を重ねてきた。

その結果、CREは、ケネディクスからJ-REIT運営事業とファンド事業の知見が得られる一方、ケネディクスは、CREから、CRE主体の物流施設開発案件への共同投資やCREグループが組成するブリッジファンドへの共同投資などの投資機会を得ることができ、両社とも提携先として相応しいとの結論に達した。

併せて第三者割当増資による資本業務提携を行うことで、CREとしては受託資産残高で国内最大手級のケネディクスの資本参加によって、信用力や財務基盤の強化につながり、ケネディクスにおいては今後の成長機会の獲得に資することから、両社の企業価値向上に向けた連携施策をより一層推進できるものと判断したもの。

■資本業務提携の相手先の概要
名称:ケネディクス
所在地:東京都中央区日本橋兜町6-5
事業内容:不動産ファンドの運用及び管理
資本金:402億4500万円(2016年6月30日現在)
設立年月日:1995年4月17日
発行済株式数:2億6568万2900株(2016年6月30日現在)
決算期:12月31日
従業員数:299人(連結)(2016年6月30日現在)

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