日建リース工業は3月10日、三進金属工業と共同でパレットラック用地震対策商品「減震デッキ(免震&制震デッキ)」と「減震ブレース(免震&制震ブレース)」を開発したと発表した。
地震発生時に「人の安全」と「資産」を守る2つのアプローチとして開発された「減震デッキ」と「減震ブレース」は、発生から6年を迎える「東北地方太平洋沖地震」の前日である2017年3月10日より受注を開始し、同4月より納品を開始する。
市場に800万台以上存在すると思われるパレットラックに対し、初年度販売目標は5000セット、3年間で2万セットの販売を目指す。
この商品は、既に設置されているパレットラックに装着可能で、メーカーを選ばない為、ほぼ全てのパレットラックに取付け可能。特殊な工事・工具が不要なので、簡単に取付けが可能。
また、独自のスライド機構により、奥行きだけでなく間口方向にもストロークし、減衰ゴムでエネルギーを吸収。パレットの加速度を約4分の1に押さえる。後付可能なので、既設のラックにも置くだけで設置完了。人的・物的被害を引き起こす荷物の落下リスクを軽減する。
さらに、パレットラックの背面に取り付ける事で、地震の揺れを吸収し、ラックにかかる負担を軽減。間口方向にかかる揺れを約2分の1に軽減。事業の継続を妨げるラックの破損や倒壊リスクを軽減する。後付可能なので、既設のラックにも簡単に取付けることが出来る。
■問い合わせ
日建リース工業
営業本部 物流事業本部 運用部
TEL:03-6739-7039
【PR】日建リース工業/シャトルラックシステム「NWE」を発売、物流展で実機展示