日新は5月29日、重点3分野を成長のドライバーとして、営業利益3割増の74億円達成をめざす第6次中期経営計画を発表した。
目標数値は、2022年3月期で売上高2300億円(2017年3月期2012億円)、営業利益74億円(56億円)、経常利益77億円(62億円)、当期利益53億円(44億円)としている。
重点3分野とは自動車関連物流、化学品・危険品物流、食品物流。2022年3月期の売上高は、自動車関連物流を454億円(2017年3月期344億円)、化学品・危険品物流195億円(138億円)、120億円(89億円)を目指す。
新規の設備・投融資は260億円を予定。物流施設の投資計画では、2017年4月から2020年3月の間に、自動車関連では、マレーシア(マラッカ)、米国(オハイオ)、タイ(プラチンブリ)、化学品・危険品では横浜市、食品では東京平和島、横浜本牧埠頭、神戸摩耶に。
また、2020年4月から2022年3月の間に、食品で福岡アイランドシティ、その他で中国(上海)、ITシステム投資を行う。
新規の設備・投融資の内、国内の物流施設の再編では、福岡市アイランドシティに新施設開設。東京平和島に冷凍・冷蔵倉庫を開設。
横浜市に危険品倉庫を開設。横浜本牧埠頭に物流総合施設を開設する。