商船三井は7月24日、、「海と日本プロジェクト」の一環として、日本船主協会と協力し、7月17日海の日に晴海ふ頭で自動車船「EMERALD ACE」の見学会を開催したと発表した。
見学会には、特設サイトから応募し当選した小中学生の親子約260名が参加した。
参加者は全長約200m、高さ45mの巨大な船に乗り込み、自動車の積み付け、ブリッジやソーラーパネル、船長室や船員室などを見学。
ブリッジでは海図や船を操縦する計器などを船長・航海士が判り易く説明を行ったほか、ラウンジではエンジンの仕組みやエンジニアの仕事をクイズ形式で軽妙に説明したり、船で使用する燃料の実物を参加者に見せたりと、笑顔溢れる時間となった。
普段見ることが少ない船内を直に知る機会を得て、参加した子どもたちからは「船員さんの話が面白くて、いろいろな機器に直接触れることが出来て楽しかった」「車の積み付けのスピードと車間距離に驚いた」「大きな船を動かすために大勢の船員さんが働いていることが分かった」などの嬉しい声が寄せられたという。
商船三井は、日々の暮らしを支える船や海を身近に感じてもらい、子供たちを中心としたより多くの人々に海運を知ってもらう活動を続けていくとしている。