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リコーリース/ESRの物流施設に太陽光発電設備の割賦販売契約

2017年07月26日/物流施設

リコーリースは7月26日、RW RENEWABLES4 合同会社(RW4)、RW RENEWABLES5 合同会社(RW5)、RW RENEWABLES6 合同会社(RW6)との間で、物流施設の屋根に設置する太陽光発電設備の割賦販売契約を締結したと発表した。

RW4、RW5、RW6は、日本、中国、韓国、シンガポールに活動拠点を置き、物流施設の開発、リーシング、資産管理を手掛けるESRが建設した物流施設の屋根を賃借し、屋根上で太陽光発電事業を行う特別目的会社。

リコーリースはこれまでにも太陽光発電設備に対するリース契約または割賦販売契約を数多く手掛けてきたが、施設の屋根に設置する形態の大型の太陽光発設備は初めての取り組みとなる。

この取り組みにおける出力規模は合計で11.31MWとなり、年間予想発電量は1万2450MWh(一般家庭のおよそ4100世帯分の年間電力消費量)に相当する見込み。

物流施設の屋根に太陽光パネルを敷設し発電事業を行うことにより、物流施設オーナーは本来経済価値の無い屋根を賃貸することで賃料収入を得ることでき、太陽光発電事業者は地上設置では必要な造成費用をかけることなく効率的な発電事業を運営することが可能となる。さらに太陽光パネルの遮熱効果により、物流施設の空調コストの削減にも繋がる。

物流施設のほか、工場施設またはオフィスビルなど、屋根を活用した太陽光発電事業に対する需要は今後も増加していくことが見込まれる。

リコーリースは、2017年度を初年度とする中期経営計画の事業成長戦略の一つに「創エネ・省エネを軸とした新たな環境分野への挑戦」を掲げており、2019年度における環境関連分野のリース・割賦事業取扱高500億円を目標としている。

■取り組みの概要
物流施設名:レッドウッド藤井寺ディストリビューションセンター
事業主:RW RENEWABLES4 合同会社
出力規模:2464.0KW

物流施設名:レッドウッド南港ディストリビューションセンター1、2
事業主:RW RENEWABLES5 合同会社
出力規模:7321.6KW

物流施設名:レッドウッド成田ディストリビューションセンター
事業主:RW RENEWABLES6 合同会社
出力規模:608.4KW

物流施設名:レッドウッド加須ディストリビューションセンター
事業主:RW RENEWABLES6 合同会社
出力規模:924.8KW

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