山九が10月31日に発表した2018年3月期第2四半期決算によると、売上高2594億3100万円(前年同期比2.0%増)、営業利益149億7300万円(10.1%増)、経常利益150億9700万円(14.0%増)、当期利益98億4400万円(11.1%増)となった。
物流事業の売上高は1329億8800万円(4.4%増)、営業利益は38億5700万円(13.0%増)と増収増益となった。売上高に占める物流事業の割合は51.2%。
国際物流事業では、海外新規輸送作業立ち上げによる一過性先行コストはあったが、国内外で連携した大型設備輸出案件等があり、増収増益となった。
3PL事業では、店舗向け配送作業収益の前期との期間差と海外での低採算事業からの撤退等が寄与し、収益性が大幅に改善している。
構内物流では、海外での新規作業の軌道化や国内製造業構内での操業度アップ等により、増収増益となり、事業全体でも増収増益となった。
通期は、売上高5120億円(0.4%増)、営業利益280億円(3.4%増)、経常利益280億円(0.2%減)、当期利益182億円(0.0%減)を見込んでいる。
日本ロジテム/4~9月の売上高2.3%増、営業利益20.8%増