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商船三井/4~9月の売上高14.8%増、当期利益18.3%減

2017年10月31日/決算

商船三井が10月31日に発表した2018年3月期第2四半期決算によると、売上高8189億100万円(前年同期比14.8%増)、営業利益111億4600万円(前期は20億2000万円の営業損失)、経常利益173億4700万円(215.5%増)、当期利益131億2300万円(18.3%減)となった。

ドライバルク船事業の売上高は1335億円(6.8%増)、経常利益79億円(47.6%増)だった。

エネルギー輸送事業の売上高は1323億円(4.9%増)、経常利益49億円(67.5%減)だった。

製品輸送事業のコンテナ船事業の売上高は3742億円(27.9%増)、経常損失41億円(前期は213億円の経常損失)だった。

自動車船・フェリー・内航RORO船事業の売上高は1304億円(7.7%増)、経常利益44億円(129.8%増)だった。

海運市況のうち、ドライバルク船市況は、東豪州で発生したサイクロンの影響長期化、ブラジル積貨物の低迷などの影響もあったが、堅調な石炭需要、南米東岸穀物貨の荷動きにより市況が改善し、底堅く推移した。

原油船市況は、OPEC加盟国減産の浸透や、春・夏場の不需要期を迎えたこと、また、新造船が着々と竣工したこと等により低位で推移した。

コンテナ船市況については、北米航路において、堅調な米国経済に支えられアジア出し荷動きは過去最高を記録し、欧州航路においてもアジア出し荷動きが堅調に推移した。然しながら大型船投入による供給も増大した為、夏場繁忙期のスポット運賃は、伸び悩んだ。

通期は、売上高1兆6150億円(7.4%増)、営業利益200億円(681.8%増)、経常利益250億円(1.7%減)、当期利益120億円(128.3%増)の見通し。

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