大栄不動産は11月1日、神奈川県平塚市に竣工した伊藤忠食品の専用物流施設を取得した。
立地は圏央道の寒川南ICから約2.5㎞、新湘南バイパスや東名高速道路、中央自動車道とのアクセスも良い。
施設は敷地面積9680m2、延床面積9690m2、2階建てで、主にコンビニエンスストア向けに常温商品を扱う。
大栄不動産は産業用団地の開発を手掛ける中で、アセットの多様化を図る必要性から、物流施設開発に参入したもの。
取得金額は非開示で、およそ数10億円としている。
今後、直近の物流施設の開発予定はないが、圏央道周辺も含め、物流適地を優先的に見極め、積極的な開発を進めていく予定だ。他社との共同開発や冷蔵・冷凍倉庫開発等も視野に入れている。