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商船三井/ロシア向けLNG船4隻を中国遠洋海運集団と共同保有

2017年11月02日/3PL・物流企業

商船三井は11月2日、100%出資の船舶保有会社を通じて、ロシア・ヤマルLNGプロジェクト向けにLNG船4隻の長期定期貸船契約を締結済だが、船舶保有会社に中国遠洋海運集団(以下:China COSCO Shipping社)が資本参加することになったと発表した。

保有比率は両社とも50%となる。

合弁プロジェクトは、ExxonMobil向けLNG輸送プロジェクト(2015年から2017年にかけて計4隻竣工)、中国石油化工(SINOPEC)向けプロジェクト(2015年から2018年にかけて計6隻竣工予定)、及びヤマルLNGプロジェクト向け砕氷LNG船プロジェクト(2018年から2019年にかけて計3隻竣工予定)に続くものであり、今回が第四弾となる。

すべてのLNG船が竣工する2020年には、China COSCO Shipping社と共同保有するLNG船は17隻にまで拡大する。

世界的に環境保全意識が高まり、LNG輸送需要が大きく伸びていくと見込まれる中、商船三井は、これまで培ってきた世界最大級のLNG船保有・管理会社としての経験とノウハウを活かし、今後もグローバルな顧客ニーズに的確に応え、高品質なLNG輸送サービスの提供に積極的に取り組んでいく。

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