商船三井は、10月28日~29日に上海で、中国のエネルギー海運大手であるCOSCO SHIPPING Energy Transportation Co., Ltd.(CSET)と共同で「第6回上海国際LNG海運フォーラム」を主催した。
このフォーラムは、LNG業界をリードする多くの企業・団体が参加し、知見・意見を交換する場として、年1回開催している。
第6回となった今回は、「LNG産業チェーン・供給チェーンの安全と発展」を主題とし、主に中国国内外から200名近くの参加者を迎えた。業界をリードする企業・団体の代表者が登壇し、最新のLNGマーケットや、環境に配慮した新技術など様々なトピックについての意見交換を行った。
商船三井の橋本社長からは、LNGが今後も脱炭素に向けてクリーンエネルギーとして重要な役割を果たすことを強調し、風力を推進力として活用するウインドチャレンジャー(硬翼帆式風力推進装置)に関するプレゼンテーションを行った。
同社は、今回のフォーラムの共催者であるCSETとのパートナーシップのもとに、計20隻のLNG船を共同保有し、多くのLNGプロジェクトで協業している。
また、「商船三井グループ 環境ビジョン2.2」に則り、今すぐ活用可能な低炭素燃料であるLNGに関連する幅広いサービス、また再生可能エネルギーを活用したサービスを展開し、2050年ネットゼロエミッションの実現を目指すとしている。
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